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留学生がモニターに 国際化が進む別府市
別府市の亀の井バス(小金丸重樹社長)は本年度、外国人観光客の受け入れ態勢を充実するため、留学生モニターを初めて任命した。観光客に加え、留学生も数多く暮らし、急速に国際化が進む別府市。多言語化など外国人の利便性向上が急がれる中、留学生の率直な提言を活用する。 モニターになったのは立命館アジア太平洋大学(APU)3年の金(キム)仁友(インウ)さん(21)=韓国出身=と、フィル・ビクトリアさん(21)=オーストリア出身=。期間は4月から7月までの4カ月。多言語化が必要な部分の指摘や英訳などへの協力、外国人への有効なPR方法の提案が仕事になる。 「来日したばかりのころはバスの乗り方が分からなくて悩んだ」と話す2人。特に運賃の支払いは、韓国はクレジットカードが多く、オーストリアは乗車時に行き先までの金額を前払いする方式といい、別府市内のバスの支払い方法に戸惑ったという。「モニター活動でバスがより使いやすくなり、別府のイメージアップになればうれしい」と張り切っている。 亀の井バスは、県外国人観光客個人旅行環境整備推進協議会の事業として、行き先案内などの車内放送に英語を加えたり、バス停の表記をローマ字にするなどの取り組みを進めてきた。 筒井秀弥乗合課長(35)は「バスの文化は国によって違う。学生が日常的に感じていることを参考にして、誰でも安心して乗れる下地づくりをしていきたい」と話している。
