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京都銀の寮に京大留学生…行員、語学や文化学べる
京都大(京都市左京区)と京都銀行(本店・京都市下京区)は、同銀行の独身寮に京大の留学生が住みながら、語学や出身国の経済、文化などを行員に教える取り組みを開始すると26日、発表した。敷金・礼金の準備が負担になっている留学生を支援する代わりに、行員も海外の知識が学べる“ギブ・アンド・テイク”のユニークな試みだ。 京都銀行が京大留学生を受け入れる独身寮(京都市伏見区で) 同行が伏見区と長岡京市にもつ二つの寮に、京大が推薦する留学生6人程度を受け入れる。約7畳の個室を用意。食堂や風呂は共用で、寮内では、住み込みの行員と親睦(しんぼく)を深めてもらう。 毎月5~6万円の寮費を徴収するが、留学生は月に数回、講師として本店に赴き、行員向けに語学や母国の経済・文化について講義、この講師料で寮費を捻出(ねんしゅつ)してもらう仕組みにしている。 京都商工会議所で行われた調印式には松本紘学長と柏原康夫頭取が出席。松本学長は「行員さんと寝起きを共にし、日本の文化や企業人の生活を理解してほしい。大学卒業後、日本で就職を希望する人にとっては大きなステップにもなるはず」と期待を寄せた。 一方、柏原頭取は「京都銀行は海外にも拠点があり、行員にとって語学を学ぶ上で、留学生は願ってもない講師だ。日本での就職を希望する人には企業との橋渡しにも取り組みたい」と話していた。 日本舞踊家の西川千麗氏が主宰する「千麗の会」の「おさらひ会」が10日、上京区の河村能舞台で開かれた。日本人のほか、あでやかな着物に身を包んだ留学生らがしなやかな舞いを披露し、約200人の観客を魅了した=写真=。 留学生らは、1997年に始まった外国人向けの取り組みに参加。1月から練習を重ねてきた。 この日は、アメリカや中国からの9人が出演。めでたい席で舞うご祝儀曲「高砂」や、箏曲に乗せて「さくら」など3演目を披露した。 アメリカから同志社大に留学中のアーノ・キンビアさん(20)は「あと1か月で帰国の予定です。緊張したけど、いい思い出になりました」と笑顔だった。
